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ストップサイン

2017年、結婚生活に終止符を打ち、
2018年はあらゆることが変わっていくすさまじい変化の年となりました。

身の回りのものだけスーツケースに詰め込み、
年始にサロンに引っ越し、
セッションルームに布団を敷いて寝る生活を始めました。

これは失敗でした。

タバコの匂いやテレビの音から解放されて
久しぶりにぐっすり眠れたのはお正月休みだけで、
セッションや講座が始まると、残ったエネルギーの影響か、
まったく疲れが取れないということがわかりました。

仕方なく、ジョセフの来日準備の合間をぬって家探しです。
いつもは夫がやってくれていた検索を初めて自力でやり、
家を決め、家電やカーテンを買い、元の家と新居を往復して荷物を整理し、
4月中旬に引っ越し。

下旬には保護猫を譲ってもらってやっと一息つくと春のジャパンツアー。
綱渡りのような状態で、
その他にも数々の試練があったにも関わらず素晴らしいスタッフに助けてもらって、
すべて満席。

この調子で秋も、と思ったのですが会社の移転、住所変更などの雑務に加え、
配送スタッフの募集、業務の割り振りなど、多くの雑務で業務が滞りました。

夫は本当にたくさんの仕事を引き受けてくれていました。
それを現スタッフに割り振って研修するのはスムーズにいっても大変な手間ですが、
夫の方にはこんなにやってあげたのに、
いきなり首はないだろうという怒りがあったのでしょう。
引き継ぎには非協力的で、
問題が発生して初めてやるべきことがわかるという、
とても効率の悪いドタバタ状態が続きました。

そしてあっという間に秋のジャパンツアーが始まります。
通常ですとジョセフが来日するころには、
どのプログラムも七割程度は埋まっているのですが、
この時は始まって以来最低の募集状況で、
ある会場は開催できるかすらわからないほどの大ピンチでした。

パニック寸前の私は火事場の馬鹿力を発揮してメルマガを書き続け、
なんとか中止は避けることができたのですが、
様々なことに気を配るべきツアー期間中に募集に力を注いだ結果、
あちこちで配慮を欠いてしまい、
大切な仲間を傷つけ、信頼を失い、不本意な結果を招いてしまいました。

プログラム数が増えていましたので、
終わってみれば参加者の数は過去最高の142人でしたが、
私は足りなかった13人に目を向け、自分を責めました。

始まった時、すでに離婚の余波で崩壊寸前という状態でしたので、
6週間に及んだ秋のツアーが終わった時、
私には痛みを成長の糧にする力が残っていませんでした。

いつもはツアー中に次の日程を決めるのですが、
この時は年明けまで考えさせてほしいとジョセフに頼み、
保留のままハワイ島リトリートを迎えました。

このリトリートは過去最高の素晴らしいものでした。
天才ジョセフの偉大さを見せつけられ、
ジャパンツアーを手放すなどありえないと感じました。

しかし年末から体調を崩し、
熱と激しい咳に苦しめられると、
「もう終わらなければいけない」
「体の声に従わなければ」
と、やっと手放す覚悟が決まりました。

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