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卒業後

記念すべきファイナルツアーが終わるやいなや、
私は忙しい日常に戻ろうとしました。

今まで春と秋に必ず開催していたジャパンツアーがなくなった分、
どうやって収入を得ようかと不安になったのです。

ストップがかかったのは7月4日、新月の日でした。
浅草の街を歩いていると、次第に腰が重くなり、
急いで家に帰って横になったのですが、
痛みはどんどんひどくなり、
寝返りさえ打てなくなりました。

2週間というもの、布団から立ち上がることも一苦労、
ネコのエサを腰をかがめずに
お皿めがけて撒き散らすような悲惨な状況となりました。

「まだわからないかな!!」

天が呆れている声が聞こえるようでした。

そうですよね。

もっとゆとりのある生活を求めてプロモーターをやめたのに、
この態度ではダメです。

腰の痛みに苦しみながら私は
「わかった」
「本気で変わるから許してください」
と叫びました。

私たちが生きているこの時代は男性原理から女性原理へと
価値観がひっくり返る時代です。

量より質。
どれがけ多く稼いだではなく、
どれだけ多く愛を与え、受け取ったか。

どれだけ自分を大切に扱っているかが問われているのです。

そういう観点では私は落第生です。

いつの間にか、
得意ながんばりグセがまたもや私の生活を支配していました。

ジャパンツアーのすべてのプログラムを
毎回満席にできる自分が誇らしく、
必死に働き、バランスを崩してしまいました。

大好きな人のプロモーターをさせてもらい、
大好きな人のことを語り、
大好きな人と共に働く喜びに夢中でした。
そこまでは良かったのです。

でも、いくら心が歌うことでも、
一番大切な自分自身を愛し、
大切にすることを後回しにしてはいけなかったのです。

今、私は宇宙の追試を受けています。
今やりなおせばまだ間に合うよと、
本気の修正を迫られているのです。

心が歌う毎日を送りたいのなら、
もう一度基本に帰ってゼロからやり直しなさいと
宇宙から言われているのだと思います。
食生活が乱れていたことも自覚しています。

外食が増え、昼もサンドイッチを買ってきて
手軽に済ませてしまうことが多くなっていました。

人から頼まれればよく考えずにオッケーして、
自分の時間がどんどん減っていたことも見えてきました。

いい人でいたいと願うクセも問題だったのです。

人を幸せにしたいと思うなら、
まずは自分を幸せにする。

これが何よりも大切です。

体のケア、内面のケアが最優先で、
土台があってこそ、魂の喜びが得られるのだとやっとわかりました。

追試受験中の私の言葉では説得力がないでしょうが、
自分に言い聞かせるつもりで書いています。

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