あとがき

ハワイ島から帰国した私は、この10年、
いつも目の前にあった目標を失い、
糸の切れたタコのようになりました。

少しの間は読みたかった本を読み、
映画を見て、会いたかった友達に会い、
夕方は早い時間に帰宅し、ネコとたくさん遊び、
ゆっくりと流れる時間を楽しみましたが、
すぐに暇を持て余し、
まるで定年後のサラリーマンのようでした。

もっと時間があればあれもやりたい、
これもやりたいと、たくさん夢があったはずなのに、
いざ余裕ができて見ると、肝心の意欲がわかず、
自己嫌悪に陥りました。

改めて振り返ると、
すべての活動の奥にはジョセフの姿がありました。

ボイジャータロット に夢中になったのも
ジョセフとの縁を深めたかったからですし、
ボディワークも、おそうじ風水も料理教室も、
ブログやメルマガによる集客も、
ジョセフのために学び、やり続けてきたのです。

ジョセフという目標を失い、
私はどうしていいかわからなくなりました。

自分を見失ってしまったのです。

心が歌うことは見当たらず、
このまま引退して社会とのつながりを失っていくのかなと、
大きな不安の波に飲み込まれてしまいました。

ジョセフに夢中になったように、
また何かに夢中になりたいと思っています。

でも、今は静かに、自分を新たな可能性に開くのみです。

体験したこと、学んだことを記録しておきたいと、
こうしてコツコツ書いています。

私の才能が書くことであったらいいなと願っています。

最後に

私の自由な生き方を、
丸ごと受け入れてくれた魂の仲間たちへ

これからも一緒に歩きましょう
がんばることではなく
柔らかく
ただ自分であることの心地よさを
一緒に感じていきましょうね

愛する息子、Kへ
いつも理解してくれてありがとう

私を導いてくれた元夫、Sへ
あなたを幸せにできなくてごめんなさい

心が歌うかけがえのない時間をくれたジョセフへ
あなたの情熱がより多くの人に届きますように
あなたの才能が永遠に輝きますように

マハロ

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「心が歌えばキセキが起きる」
発行　　2023年1月11日
著者　　三好　えみ
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