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ボイジャー個人セッション

次の日、ジョセフの自宅に行ってボイジャーリーディングを受けました。
最初に高台にある家の庭に案内され、一緒に景色を眺めました。

急な斜面の向こうには青い海が広がり、ため息が出るほど心地よい場所でした。
通訳を頼まなかったので久しぶりの英会話にドキドキしましたが、
ジョセフがセッション前に少し雑談をしてくれたので、
セッションが始まる時にはリラックスすることができました。

占星術師でもあるジョセフは、
初めに生年月日から占星術のバースチャートを作って解説してくれました。
惑星の配置から語られた最初の一言が記憶にはっきり残り、
そのあと私に大きな影響を与えました。

「えみぃ、君にはパートナーが必要だよ」

「それもプライベートではなく、ビジネスパートナーだ」

テニススクールに雇われて働いていましたので、
自分でビジネスをするという発想はまったくありませんでした。
それなのにビジネスという言葉は妙に新鮮に感じ、驚いたことに、
「あ、私、自分でビジネスやりたい!」
そんな思いが突然、湧きあがりました。

さらに、ビジネスパートナー、という響きにも心が震えました。
後日ジョセフのビジネスパートナーとして、
10年の長きに渡って一緒にジャパンツアーをやることになるのですが、
もちろんこの時は想像もしませんでした。

ただ、心のどこかにビジネスパートナーを探そう、
という決意が生まれたのは間違いなくこの日だったのです。

出会ってまだ2日目なのに、
ジョセフのカードリーディングは、私の人生を見事に描写していました。

初めて他人に自分を理解してもらったと感動しました。

カードリーディングを受けるのは初めての経験でしたが、
おや?と思うことが何回かありました。

ジョセフが何かを話したあと、私がカードを引くと、
内容にぴったりのタイトルと絵が目に飛び込んでくるのです。

「君は自分を大切にするために生まれてきた」
「1枚引いて」
「養育。ほらね、君が引いたカードは、自分を大切にしなさいと言っているよ」

ジョセフはエネルギーを読み、カードがその言葉を裏付ける。
あまりの不思議さに私は固まってしまいました。

その後、私はボイジャーカードに夢中になり、
翻訳・出版し、講座を組み立て、
講師となって全国を旅して普及活動をするようになるのですが、
原動力はこの日の驚きだったと思います。

カードは鏡のように私の魂の声を映し出していました。
そしてジョセフはそのエネルギーを正確に言語化してくれます。

亡くなった姉からのメッセージも伝えてくれました。
ジョセフが唐突にティシュの箱を差し出すのでどうして? と思った直後に涙が溢れました。
「何かを生み出す必要があるよ」
とジョセフが言った後に私が引いたカードは
「創造性」
ボイジャーカードの解説書、
「魂の道しるべ」を書くなど、その時は夢にも思っていなかったのですが、
この1枚がきっかけとなって作品が生まれたと思っています。

「心が歌うことだけして生きなさい、それが君の魂の夢だから」

ジョセフにもらったこの一言はその後、私の生き方を大きく変えました。

感動したくて生まれてきたのに、感動することができなかった私。

いつも冷めた目で物事を斜めに見ていた私。

傷つかないために身につけた防御策の一つだったのでしょうが、
そんなあり方は
「もうやめる!」
と決意ができました。

ジョセフに出会えて本当によかった。心から感謝しています。

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