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祝福の光の中で

ジョセフとのコラボを終わりにすると決意した私は、
どうやってジョセフに伝えたらいいのかと悩みました。

結局口では言えず、思いを書いてメールしました。
あなたの忠実な生徒として、
心が歌わないことは続けられないと正直に書きました。

ジョセフは、私の気持ちをきちんと理解してくれ、
5月のツアーを最後に2人のコラボは終了することになりました。

主張し受け入れてもらうということは、
ジョセフ以外であれば簡単なことでしたが、
ジョセフだけは師として尊敬する気持ちが邪魔をして、
ずっとできませんでした。

ですからたったこれだけのことですが、
私は1つ大きな壁を乗り越えたという達成感を得ました。

次はプロモーター、アシスタント、宿の方、過去の参加者、
たくさんのジョセフファンへのお知らせです。

みなさんとっても驚かれましたが、
「卒業おめでとう」
「お疲れ様」
「新しいステージを応援します」
など、たくさんのあたたかなメッセージをいただきました。

ありがたいなあとまだ終わってもいないのに
支えてくださる方々のお顔を思い出しては感慨に耽りました。

2019年5月、いよいよジョセフ・えみのラストステージです。
2人で行う最後のジャパンツアーは
なんだかとてもフレッシュな感じがしました。

義務でやっている苦しさが抜け、喜びが戻ってきたと感じました。
お互いを強く信頼して動くことができ、
ジョセフとえみのファイナルコラボは祝福の光の中で幕を閉じました。

松本のコア・ファウンデーションのあと、
とんでもないサプライズがありました。

参加者の中にシンガーの方がいらして、
その方の歌を聴きたいと
以前に参加してくださった時からぼんやり考えていました。

コア・ファウンデーションが終わった時、
突然みんながざわざわして、
なんと、彼のリードで私とジョセフに歌のプレゼントをしてくれたのです。

みんなで歌った後は彼のソロ。
もう感激で涙が止まりませんでした。
素晴らしすぎる贈り物に、
もしかして、もしかして、こんなに未熟で情けない私でも、
誰かのお役に立てたのかな?と心が暖かさで満たされました。

サプライズを考えてくれたHさんに感謝です。

最後のプログラムは木曽リトリートでした。
最終日、最後のセッションの時です。
ジョセフが突然私に台に上がるように指示しました。
マッサージテーブルの上で私はジョセフの優しい手を感じ、
うれしくてありがたくて、はらはらと涙を流しました。

セッションが終わって目を開けると
参加者全員が私を囲んで円になっていました。
「えみぃさんありがとう」
みんなから言葉をかけてもらって、
ずっと続けてきて良かったと、豊かな気持ちで満たされました。

10年間のジャパンツアーで経験したたくさんのシーン、
お世話になった方々、共に成長した仲間たちの美しい姿が次々に蘇り、
喜びの涙が止まりませんでした。

ジョセフにプレゼントしてもらった美しい時間。
この瞬間のために10年間夢中で働いてきたのか、
と思うほどの感動をいただきました。

一生の宝ものです。

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