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魂の3つの家

2005年、春と秋に日本とハワイで
おそうじ風水の中級および上級講座を受けました。

最初のハワイリトリートで受けた初級講座で興味をひかれ、
もっと学びたいと感じたからです。

風水という言葉から、家のエネルギーを整えるワザ、と
思い込んでスタートしましたが、
実際におそうじ風水が扱う領域は物理的な家だけではありませんでした。

魂の家は肉体。
その肉体という環境を整えることがとても重要だと知りました。

先生はとてもストイックなベジタリアンで、
オーガニック野菜を食べていました。

砂糖は一切摂らず、甘みはメープルシロップです。
また、頭痛などの軽い症状には決して薬を使わず、
エッセンシャルオイルを使っていました。

せっかくプロになるコースを受講したので、
生活の改善も試してみなければもったいないと思い、
3ヶ月と期限を決めて砂糖断ち、肉断ちにチャレンジしました。

卵とお魚は食べましたが、肉は完全にやめ、小麦と乳製品も断ちました。
友人が料理教室をやっていたので、
そこでマクロビオティック料理を学び、
雑穀料理も研究して肉の代わりにアワやヒエのおかずを献立に取り入れました。

当時、母の介護で家と実家半々の生活をしていましたので、
週の半分は母も同じ食事です。

母も私もチョコレートやチーズケーキが大好きでしたので、
おやつが一番困りました。

甘酒でアイスクリームを作ったり、
レーズンで小豆に甘みをつけたり、
サツマイモをココナッツミルクで煮たり、
あれこれ工夫してなんとか乗り切ることができました。

3ヶ月の砂糖なし、肉なし生活が終わると、
感覚に大きな変化がありました。

おそうじ風水で求められる家のエネルギーチェックが難なくできるようになったのです。
その後はあまりストイックにやると、
ガマンのエネルギーになってしまうと気づき、
多少はお砂糖も許すゆるゆるフィッシュベジ生活に変更しましたが、
それでも感覚はどんどん敏感になっていきました。

感覚が鋭くなると、
肉体の家である住まいのエネルギーもよりクリアにしたくなります。

ある日、テニス時代の資料がぎっしり詰め込まれた本棚のエネルギーが、
とても重いことに気づきました。

ああ、これはテニスへの未練だなと感じ、
その中身と本棚を一気に処分しました。
これでテニスとの縁がきっぱりと断ち切れたと思います。

自宅の次は実家です。
テニスの優勝カップが処分できずにいると、
風水の先生に
「あなたはこの優勝以上の栄光は、この先もうないと思っているの?」
と問われました。

ドキッとし、
「もっと素晴らしいことを経験する」
と心に決めてすべて処分しました。

ここまでいくと、
次はさらに大きな家、地球にも注意を払いたくなります。

農薬、化学肥料が地球を汚していること。
海にたくさんのプラスティックの袋が漂っていること。

そして私たちが使うシャンプーや農薬、
食品に添加された香料などの薬品が
地球にストレスを与えていることなどが見え、
ショックを受けました。

もっと学びたいと思い、お野菜を作る「百姓塾」に参加し、
敗戦後の日本の農業がおかしくなった経緯や
農薬・化学肥料がどれほど地球にダメージを与えているか、
詳しく教えていただきました。

農薬・化学肥料にきっぱりノーということは、
体のためはもちろん、
地球という魂の大きな家を健康にするための重要なポイントでもあることを理解した私は、
こうした知識を友人たちにも伝えていきたいと思い、
「新しい食のトビラ」というお話し会・料理教室を開催するようになりました。
毎年味噌作りの会、甘酒スイーツの会なども人気の講座となりました。

生活の中から化学薬品を減らす取り組みも、少しずつ始めました。
塩を天日干しの自然海塩に変え、味噌を手作りし、
安易に薬を飲まないように気をつけ、
自然と調和する暮らしへ、じわじわと生活を変えていきました。

こうして魂の三つの家を大切にすることは自分を愛する道でした。
ジョセフのボディワークと三つの家のケアは相乗効果をもたらし、
とても効率よく変化することができました。

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